現在は別の店舗になっていますが、大切な思い出の詰まった場所。
デジタルゲームやボードゲームが遊べる、ゲームカフェと呼ばれるお店の運営を、勤めていた会社に任せていただいた事がボードゲームと関わるきっかけでした。
それまでは“人生ゲーム”や“トランプ”などの「誰でも遊んだことがある」ものにしか触れて来なかったので、カタンやハゲタカのえじきなどの作品に出会った時は「こんなボードゲームがあるのか」と衝撃を受けた事を覚えています。
触れる作品が増え、ボードゲームはコミュニケーションが重要で「会話」や「駆け引き」が面白いこと。ルールはシンプルなものが多く、人を選ばずに遊べること。そのような魅力に気付き、どんどん引き込まれていきました。
「店長、こんなゲーム知ってる?」とお客様からも教えていただき、1年半でそれなりに詳しくなったと思います。
頻繁に来店してくださっていたお客さまと思い出の一枚。
本当にたくさんのお客様に支えていただきましたが、結局は私の力不足でお店は閉店。
その一年後、お店によく足を運んでくれていたお客様(現在は友人)から「面白い案がある」と声を掛けてもらいました。聞くと「ボデイビルを題材にしたゲームを考えているが一緒にどうか?」という話だったのでチャレンジすることになりました。
お店で働いてくれていたスタッフも加わり、3人で“ウィットマシマシ”というサークルを立ち上げ、ボードゲーム製作が始動。
そして前途多難ありましたが、想像以上の反響もあり2作品と製品版の販売まで経験させていただく事ができました。
これまで趣味の一環として携わっていたボードゲーム製作ですが、弊社に関わるメンバーから「自分も製作してみたい」という声を受け、小さくではありますが新たにチャレンジしてみようという事になりました。そこで誕生したのが【404 Good Found GAMEs】です。コンセプトは「笑顔になれるボードゲーム」。終わった後、勝ち負けに関わらず全員が笑顔になれることを大切にしたいと考えています。本業であるデザインの知識や広告業の経験を活かし、購入してくださった方や製作に関わってくださった方との輪の広がりも大切にしながら、オリジナリティのある商品展開を行っていきたいと考えています。